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受験戦略ガイドⅡ

~ キャリアデザインの戦略 ~

受験戦略コンサルタント総合型カフェ

受験戦略ガイドⅡ

キャリアデザインの戦略

受験戦略コンサルタント
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はじめに

Introduction


総合型選抜/学校推薦型選抜受験のための自己分析

戦略的自己分析のススメ

目的から逆算して考える

総合型選抜/学校推薦型選抜のエントリーシートや面接では、受験生の将来の目標とそのために大学で何をどう学ぶ計画かが具体的に問われます
とくに学習計画書/研究計画書の提出が課されている場合(志望理由書の項目に含まれる場合も多い)には、詳細かつ明確な学びの計画を立てておく必要があります。

ですので、総合型選抜/学校推薦型選抜受験のための自己分析は、
① 将来の目標(職業)
② 希望する学部学科
③ 志望する大学
の3つと関連付けて行う必要があります

 


各探究を関連付け並行して行う

より具体的に述べると、「自己分析」には2つのプロセスがあります。

将来の目標から逆算して考える

将来の目標(希望の職業)に求められる
資質/スキル(職業探究)
その資質/スキルを修得するのに適した
学部/学科/専攻(学部学科探究)
その学部/学科/専攻において志望大学の
どの点が優れているか(大学探求)

自分の中に3つの適性を見つける

① 志望大学への適性
(大学探求+自己分析)
② 希望する学部/学科/専攻で学ぶ適性
(学部学科探究+自己分析)
③ 希望する職業への適性
(職業探究+自己分析)

以上はエントリーシートの重要な要素に関連していることが解ると思います。

自己分析を単独で先行して行う場合の「自分はこういう人間だからこの学部や職業が向いている」という思考は、分析的に見えて実はかなり「直感的」です。

むしろ「就きたい職業や学びたい学部への適性は自分のどこにあるか、もしなければどうやって身につけるか、乏しければどうやって養うか」という戦略的な思考の方が合理的でポジティヴです。

つまり、現在の自分の資質を土台に、自分の将来の目標の実現に向けて「自分をどう育てるか」というプランを立て、大学にアピールするわけです。

 


職業適性の多様性

職業の遂行については、人それぞれの特性を生かした様々なアプローチの仕方があります
特別な技能や資格を要する職業でなければ(それらも多くは努力で習得可能)、自分なりの努力で何とかやっていけるものです。

予備校講師も色々なタイプの人がいますが、みなそれなりに強みを生かして上手くやっています。
自己分析の結果「自分はこういう人間だから」と将来の可能性を限定するのは本末転倒です。

自分のどの強みを生かして業務を行うのか/学問を学ぶのかをしっかりと考えること。
これが受験のための自己分析における「適性」の考察です。

 


「自己分析のための自己分析」の否定

「過去→現在→未来」のプロセスの中で自分を捉える自己分析法があります。
しかし、思春期の高校生が過去を振り返って現在の自分を分析しても、ネガティヴな要素ばかり並んでポジティヴな未来が見えない、ということがよくあります。
そしてまだ過去の挫折を乗り越えておらず、その真っただ中にいるという高校生も少なくないのではないでしょうか。

でしたら、自己分析(そしてキャリアデザイン)はそこから再び立ち上がっていくための「きっかけ」にすればよいのです。

現在の皆さんが過去の自分に縛られる必要はありませんし、未来の自分のためだけに現在の皆さんが存在するわけでもありません。
現在を未来に至る手段ではなく、それ自体が価値や意味を持つかけがえのない「いま」として捉えましょう。
「いま」このときやりたいことを見つけたら、それを実現するための戦略を考えましょう。
未来はそのチャレンジの結果に過ぎません。

もちろん、現在の皆さんが決めたことは、未来の皆さんが変更できることも忘れずに!

 


「受験戦略ガイドⅡ」では、① 自己探求(自己分析)を、② 職業探究・③ 学部学科探究・④ 大学探求と関連付けて行う方法を詳しく解説します。

また、探究で明らかになったことを、エントリーシートや面接そのほかの試験タスクに反映させる方法についても解説します。

 

もくじ

 


キャリアデザインガイド
「職業探究」「学部学科探究」「大学探求」「自己探求」の4つの「探究」の方法について具体的に解説します。のちの「ペルソナ分析」やエントリーシート作成のベースにもなります。将来の目標と志望する大学/学部学科で何をどう学ぶかを明確に定め、受験の準備を開始しましょう。

Coming soon…
 


自己探求ワークシート
「職業探究」「学部学科探究」「大学探求」「自己探求」の4つの「探究」を効率的に行うためのワークシートです。チェックリストと記述欄からなっており、タスクの内容と進捗の「見える化」が可能です。

Coming soon …
 


業績の作り方
2年生~3年生夏休み前までの高校生を対象に、ボランティアやインターンシップなどの選び方と取り組みの入試への生かし方を解説します。また、フィールドワーク/質的リサーチによる自由研究の方法についても詳しく解説します。

Coming soon …
 


高校生女子のキャリアデザイン

大学生女子の就職活動やキャリア形成には、今なお課題が存在するものの、以前と比べて状況は改善しつつあります。今後さらに様々な分野で女性が活躍できる時代が来るものと予想されます。そのような状況のもと、高校生の女子が現時点で考えるべきキャリアデザインについて詳細に解説します。

Coming soon…
 


高校生女子のキャリアデザイン
薬学部特集
女子に人気の薬学部ですが、最近は薬剤師の将来性への不安から、研究職や企業への就職を考えて、生命科学科や創薬科学科にも関心が高まっています。
「薬剤師を目指さない」薬学部への進学について考察します。

Coming soon …
 


高校生女子のキャリアデザイン
看護学科特集
女子に人気の看護学科ですが、就職や給与面の条件の良さに加えて結婚/出産で一度離職してもキャリア復帰しやすい点がその理由です。一方で夜間シフトや長時間勤務などの大変さが指摘されています。また、キャリア・アップの面についてはこれまであまり考察されてきませんでした。現職の看護師さんへのインタビューも交えて、看護師のキャリア形成についてフカボリします。

Coming soon …
 


高校生女子のキャリアデザイン
理工系特集
近時、総合型選抜/学校推薦型選抜においても、理工系の「女子枠」が設けられて注目されています。果たして本当に女子にメリットがあるのでしょうか。出願資格や試験内容の面から考察します。また、理工系女子のキャリア形成について、大学/大学院で物理学を専攻した総合型カフェ副代表が、その実態を語ります。

Coming soon …
 


高校生女子のキャリアデザイン
医学部特集
医学部における女子学生の割合は年々高まっています。ところが、医療従事者中の女性の割合は頭打ちです。医学部に進学しても医療業務に従事しない女性が少なくないのはなぜでしょうか。女性医療従事者の実態について考察します。

Coming soon …